レースクィーン(その3)


 このレオタードを初めて見た時には、正直かなり衝撃的でした。なんと言っても当時としては非常に斬新だったのがビニール光沢をはなつダークグリーンの素材です。メタリックで非常に未来的で、しかも超セクシーな印象を非常に強く与える素材と言えます。また白い布にスポンサーロゴの入った胸の部分も特徴的です。どことなく「アンナミラーズ」的なバスト強調デザインで、これまた見る者のリビドー直撃です。
 そして白い手袋に穴のあいた首飾り。ここまで徹底したレオタードカタルシスを持つレースクィーンコスチュームはそうはないでしょう。
 周囲の情景が映りこむほどのビニール光沢は、内からの「膨らみ」「圧力」のようなものを非常によく強調してくれます。バストのデザインともあいまって、当時このレオタードを着るレースクィーンにはどちらかというと豊満でグラマー系の女性が選ばれていたようにも思います。
 カツオの非常にお気に入りのレオタードですが、これもここ数年は全くみかけなくなりました。レプリカモデルでいいので探しているのですが・・・どなたか心当たりの方、ぜひカツオまでご一報下さい。

<レースクィーン残酷物語>
 サーキットでふざけてじゃれあうレースクィーンたち・・・のようにも見えますが、しかし実際にはそんな生易しいものではない。レースクィーンの世界も競争社会。名をあげ、顔を売り、芸能界やモデルに転身するか、さもなければこのように後輩たちのいじめにあってサーキットを追われることになる。
「センパイ、ムネ大きいんだ。やっぱりウチのチームにスカウトされるだけありますよね」
「ああ、やめてN子ちゃん・・・」
「でもね、私だってFカップあるんですよぉ。それに今はセンパイみたいなしっとり系よりも、N子みたいなキャピキャピ系が受けるんですから。そろそろセンパイも次の仕事探した方がいいんじゃないですかぁ?」
「ひぃ!やめて、乳首摘み上げないでぇ!」
「そんなこと言ったって、先輩、オ○ンコのバイブがすごくいいのか、乳首が男の子のチ○ポみたいに勃起しちゃってるから、摘み甲斐があるんですよねぇ〜」
「ひぃ!もう許してぇ!堪忍してぇ〜!」
「どうしよっかなぁ。このままカメラ小僧の群れにでも投げ入れちゃおうかなぁ〜」
「ひぃ!やめてぇ!許してぇぇぇ〜!」
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