6.薬漬け 薬とセックスの奴隷に堕とされて (前編)
 まる一日触手に犯され続け、意識を失ってぐったりとしたキミコは、ボロボロになったテニスウェア姿のまま、医務室のような部屋のベッドに寝かされていた。

 やがて意識が戻ったキミコだったが、体も頭も鉛のように重く、あの触手部屋での気持ち良さを恋しく感じはじめていた。

「そろそろ薬が切れてきた頃だろう? あの触手の体液は、効果は強いが持続性がないからな」

「薬?・・・じゃあ、あれは麻薬だったの?」

「お前たちの世界で言えば<麻薬>だな。いまにお前もこれのためならなんでもする奴隷になるんだから」

 男はそう言うと注射器にピンク色の液体を吸い上げ、彼女の股間に針先を向けた。

「こっちは精製した純度の濃いヤツだ。天国をみさせてやるよ。ひひひ…」

「そんな…いや! 麻薬なんていやぁ!」

 だがその時には注射針はブルマーの布を貫通してキミコのクリトリスの脇に刺さり、ドラッグを注入し終えていた。

 膣にみるみる広がる快感。愛液がドクドクと湧き出し、乾き始めていたブルマーをまた濡らしてゆく。

「もうそれ以上打たないで…おかしくなっちゃう…」

 気持ちは恐怖と嫌悪を感じているはずなのに、身体と脳がみるみる気持ち良くなって、見るものがバラ色に輝いてくる。

 やがてキミコの表情は呆けたように「にへら〜」と緩み、瞳から輝きが消えた。キミコの自画が崩壊していった。


(つづく)