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まる一日触手に犯され続け、意識を失ってぐったりとしたキミコは、ボロボロになったテニスウェア姿のまま、医務室のような部屋のベッドに寝かされていた。
やがて意識が戻ったキミコだったが、体も頭も鉛のように重く、あの触手部屋での気持ち良さを恋しく感じはじめていた。
「そろそろ薬が切れてきた頃だろう? あの触手の体液は、効果は強いが持続性がないからな」
「薬?・・・じゃあ、あれは麻薬だったの?」
「お前たちの世界で言えば<麻薬>だな。いまにお前もこれのためならなんでもする奴隷になるんだから」
男はそう言うと注射器にピンク色の液体を吸い上げ、彼女の股間に針先を向けた。
「こっちは精製した純度の濃いヤツだ。天国をみさせてやるよ。ひひひ…」
「そんな…いや! 麻薬なんていやぁ!」
だがその時には注射針はブルマーの布を貫通してキミコのクリトリスの脇に刺さり、ドラッグを注入し終えていた。
膣にみるみる広がる快感。愛液がドクドクと湧き出し、乾き始めていたブルマーをまた濡らしてゆく。
「もうそれ以上打たないで…おかしくなっちゃう…」
気持ちは恐怖と嫌悪を感じているはずなのに、身体と脳がみるみる気持ち良くなって、見るものがバラ色に輝いてくる。
やがてキミコの表情は呆けたように「にへら〜」と緩み、瞳から輝きが消えた。キミコの自画が崩壊していった。
(つづく)
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